赤ちゃんは何を考えているのでしょう—アリソン・ゴプニック—

『心理学者のアリソン・ゴプニックは、「乳幼児はさながら人類における研究開発部門です」と説明しています。彼女は幼児が遊んでいる時に、実際に行っている洗練された情報収集や意思決定について 研究しています。』

—TED Global 2011より—


大人から見ると、1歳数ヶ月までの子どもには大人が想像しているような「思考」や「知恵」なんて、まだまだ未開発で何もわかってはいない、と思ってしまいます。一方で、赤ちゃんの考えている事もわからな〜い!となげく事も多々・・・。

早期教育をしたいと思うお母さんだったら、いろいろと調べてみてその頃の赤ちゃんの潜在能力を信じて行動する方も多いかもしれませんが、それでも長く赤ちゃんだけを相手にしていると理不尽な対応をしてしまったり、解っていないだろうと不適切な言葉を投げてしまったり、と後から反省してしまうことも多々あるのではないでしょうか。

赤ちゃんは・・・解っている?解っていない?


赤ちゃん自身に問うたところで、大人が期待するような、解りやすい答えが赤ちゃんから帰ってはこないでしょう。
しかしこの講演でアリソン氏はこう語っています。

『私達はいくつかの点で、
幼児は最高に聡明な科学者と同じような思考をしていると考えています。』

『この赤ちゃんの心の中では、
他の赤ちゃんの心の中で起きていることを理解しようと試みています。』


一見、それは共感しようとする心のことを言っているようにも思えますが、どうもそれだけではないようです。


アリソン氏はその問いをある実験を通して検証しています。

赤ちゃんに、子どもが大嫌いな生のブロッコリーを「美味しい〜!」と言って嬉しそうに食べる姿と、また子どもが大好きなクラッカーを「まずい!」と言って嫌そうに食べる姿を見せたあと、1歳3ヶ月の赤ちゃんと1歳6ヶ月の赤ちゃんはそれぞれ違う対応をしました。

さて、どう違ったのでしょう。

また、生物学的な側面の比較も面白い実証になっていますが、同じ鳥類でも“カラス”と“ニワトリ”ではあることが違っているためにあれほどまでの知能の差が生まれるそうです。

そのあること、とは?

数々の実験と検証から気づかされている“赤ちゃん”という時代の重要性を知ると、 今の毎日の子育てがとても長く大変なことだと感じると同時に、非常に有意義で大切なひと時の積み重ねであることがよく理解できます。

また、子どもと大人とでは集中や意識の仕方の違いがあり、それが「学び」のために重要な意味を持つ事も興味深い点です。


赤ちゃんを研究することで、人間の本質を捉えられるのかもしれませんね。






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ー英語本スタッフー





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