子育てを変える ものの“見方”ールネ・マグリット展よりー



子育てのアイデアのちょっとしたヒントは、以外なところにもあったりします。


今回は、絵画の展覧会にそんなヒントを見つけました。

それは私たちにものの「見方」という概念を問います。

親は時に、子どものことや家族のこと、あるいはそれを取り巻く環境を、非常にフォーカスして捉えるときと、覚醒し俯瞰して見るときの使い分けが必要になりますね。

あるいは、情報や観察をそのままではなく、クリティカルに考える事も必要になります。

しかし実際はわかっていると思っていても、忘れたり気付かなかったり、無視してしまったりと意識無意識に関わらず、できないときもあると思います。

書物や経験に基づいて記憶できる場合は書籍などから情報を得て理解していけば良いのですが、視覚的に記憶した方が残る、という方もおられるかも知れません。

そこで、ご紹介するのが「ルネ・マグリット展」です。

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作品の中から、展覧会のパンフレットに紹介されているものをご紹介します。私たちのものの見方や、そこから感じ取れる日常のクセのようなことを改めて考えられるものが多くありますので、会場に行ける方は実際にご覧になってみてはいかがでしょうか。



1.絵の中にある嘘・・・メタモルフォーズ

マグリットの絵には姿形はそのままだけれど、材質や本来の形が違うものにかわっていたりするようなメタモルフォーズ(変身)が登場しています。何がどう変わるのか、変わってしまったのか、そんな風に見るのも楽しいですね。
私たちを取り巻く環境の中には、それ風に装っているけれど本物でないものはたくさんあります。日用品しかり、食べ物しかり・・・。
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2.思い込みによる視覚・・・見えるもの/見えないもの

例えば、目の前にあるリンゴを隠すために手前に本を置くと、リンゴは本に隠れて見えなくなりますが、リンゴ自体はなくならずに本の後に存在しています。ところが絵の世界では隠れているものはそこにはありません。 私たちは絵の後に隠されている風景をきっとこうだろう、と思い込むことで想像してしまいます。この絵の中にある「絵」の向こうには「絵」のとおりのものは無いかも知れない・・・そんなメッセージです。
私たちの日常生活の中では、情報が氾濫しています。時には目には見えなくても、思い込みにより見えているような気がするということも多々ありそうですね。
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3.当たり前の裏切り・・・スケール

ものの大きさというのも、人はついつい思い込みで解釈していることがよくあります。大きさというわかりやすいメタファーで、問いかけている作品です。
私たちもここにはこれがあるべき、こうであるはず、と既成概念にとらわれてすぎていることがありませんか?
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以上3点ほどをここではご紹介しましたが、この他にも「あ〜!」っと思わず声が出そうな問いかけの作品がたくさんありますので、お子さんとご一緒にご覧になれれば、ちょっと哲学〜な五月を楽しめるかも知れません。お近くの方は是非〜。京都でも開催されるようですね。




<展覧会情報>

・展覧会名 マグリット展 | René Magritte
・会期 2015年3月25日(水)~6月29日(月)
・休館日 毎週火曜日 ※ただし5月5日(火)、5月26日(火)は開館。
・開館時間 10:00~18:00。金曜日は20:00まで。 4月25日(土)は22:00まで。
 5月23日(土)、24日(日)、30日(土)、31日(日)は20:00まで。
 ※入場は閉館の30分前まで。
・会場 国立新美術館 企画展示室2E 〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
 http://www.nact.jp/




情報参照:<マグリット展(http://magritte2015.jp/index.html)
    :作品(http://kousatsublog7.blog.fc2.com/blog-entry-207.html)



Have a good day!

ー英語本スタッフー





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