大真面目に「バカになること」を考えてみよう


明鏡止水(めいきょうしすい)

曇りのない鏡と静かに澄んだ水のように澄み切って邪念(良くない考え)のない静かな心境。

今日のメルマガのテーマは「バカになること」。バカにならないと見えないことがあるっ!と、言っても完全なアホになるのではありませんよ。え~?????・・・と悩む前にまぁ、まずは読んでみて下さい (*^∀゚)ъ


今回は“バカになる“ということにテーマを絞り
大真面目にバカについて語らせていただきたいと思います。

何年も前の話しになりますが、一月半ほど
生後2~3ヶ月のナサちゃんを預かっておりました。

お散歩にもよく連れて行きましたが、カンカン照りの中強い紫外線に
小さい赤ちゃんをさらすのもなんだと思いまして、
お風呂でスイミングレッスンおば・・・と思いついたのでありました。
そりゃ~半分はありましたよ・・・よこしまな考えが。

つまり、疲れさせて寝かせてしまおう、という魂胆です。
そういう意味でも、お風呂でのスイミングレッスンは一石二鳥でした。

実はね、ナサちゃんはお風呂というものに入ったことがなかったのです。

お母さんによると、赤ちゃん用のお風呂用椅子に坐らされて
いつもシャワーで洗われていたそうなんです。

ですから、ナサちゃんと初めて一緒にお風呂に入った時・・・
彼にとっては、とてつもなくセンセーショナルな出来事であったと思います。

しかし・・・

わたしにも、とても新鮮で刺激的な気づきがありました。

それは・・・

“水を体験すること”です。


自由自在に動く水。
色々な音が出る水。
体を軽くする水。
肌に冷たかったり暖かかったりする水。
表面が色々な形に動く水
動くたびにキラキラする水。

もし、ナサちゃんが言葉を喋れたら、初めてお風呂に入った時に
「ワオ~ ファンタスティック!」(彼はアメリカ人なので・・)
と言ってたに違いありません。

彼は初めて体験する水でびっくらこいて、、でも、好奇心の塊となって
目を終始ビー球のように、キラキラと大きく見開いてました。

わたしとしても、この体験は本当に面白かった!

だって、大人の知識と理解を持ちながら、赤ちゃんの全身を通じて
水という日常生活にありふれた物への、新たな出会いがあったのだもの。

そうなの。
わたし自身も、お水を初めて見た時のような感覚になってたのです。

これって、バカ?


この応用編があります。

外を歩きます。
見慣れた木々、車の音、鳥の声、芝生・・・色々見えます。

歩きながら、それらのものを全て、そう空気も自分自身の体も全部
赤ちゃんのように、何の先入観も持たずに見る・・というか、感じます。


この感覚になれたら面白いです。
世界がバラ色に見えます。
あなたの生きている日常が、天国のように感じられます。

バカになるということは、いわゆる知的に理解している知識だけでなく
全てのものを敢えてゼロにして見るという見方をするということです。

わたしにそれができているかと、そうではないのですが
でも、誰でもそのように意識することはできますよね。
これを読んだあなたも、今すぐにそれを意識することができます。


わたしたちには日常生活では意識していない
「これはこうである」と思っていることが
もうもうたっくさんあるはずなんです。

それを無にしなさいということではありません。
なにも解らない、ただのバカになるのではないのだもの。

人間として叡智を持ちながら、赤ちゃんのような無垢な目を持つ
つまり世の中のものをフィルターを通さずに、そのまま感じて受け入れる
そんなものの見方ができたら、それはもう究極だと思いませんか?

わたしたち人間の脳は10%も使われてないそうですね。
この10%で知覚されていることが全てではないはずです。


わたしたちは、机を見て固形の物だと思っています。
なんの疑問もありません。

なぜならわたしたちの肉眼では
分子が動いている様子は見えないのですから。

でも、机が机の形に見えない見方もあるかもしれません。

バカでしょ?

これがなぜ、子育てにつながるかと言いますと・・・

親がバカだと、子どもは賢くなると思うのです。

なぜなら、日常生活の中で常に
「なんでだろう?」「どうしてだろう?」
「他の方法はないのかな?」「別なやり方もあるはず」
「違う見方をしてみよう」という見方が当たり前になるからです。


まだ息子が小さかった頃、こんなことがありました。

ある日、彼が一人で口をパクパクさせていました。
ダディ~とマミ~は、一体どうしちゃったかと思って見てました。

そしたらおもむろに・・・

「顎は上には開かないよね」って。


その後、わたしたち家族はみんなで、顎を押さえて口を開けてみたり
みんなで口をパクパクやっていました。

その後、もし人間の口が顔の真ん中にあったら
上下に開くのではないかとか
上下とも開いたらどんな生き物になっているのか・・・
あっ、そうか、魚がそうか?
なんでそういう形になったんだろう?等々
そんなことで永遠と会話が続くのでした。

「顎は上には開かないよね」なんて言われたら
「当たり前じゃない、くだらないこと言ってないで早くご飯食べなさい」
まっ、そんなリアクションもあるかもしれません。

でも、それをバカになって新鮮に見てみると、なるほど面白いじゃない?


つれづれなるままに、『バカ考』でありました。

ジャンジャン

   - 次回につづく -


▼ 編集後記

みなさんは、ファーストキッスがどんな味だったか
覚えていますか?

えへへ、恋の甘~いお話をしたいわけではなくって
今日のメルマガを読んでいて、子どもが小さかった頃の台詞を
思い出したもので(*^▽^*)ゞ
今じゃ「見るな」「触るな」と、しょっちゅうケンカしている
娘と3つ年下の姪っ子も、昔は仲良しだった・・・

そんな2人が、初めてぶちゅーっとキッスした時

「透明な味がする!」

という名台詞が飛び出したのでした。


透明な味・・・無味とは違う瑞々しさを感じません?

子どものように、クリアな感性を取り戻したいものですね。



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