読み聞かせで『オーディトリー・メモリー』が鍛えられる?


門前の小僧習わぬ経を読む

ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまうこと 

今日のメルマガの内容は、目で見て覚える『フォトグラフィック・メモリー』と耳で聞いて覚える『オーディトリー・メモリー』について。マミーによると、記憶の方法によって「○○○」も違うんですって。


中学2年生の頃、フォトグラフィック・メモリーと呼ばれる記憶法を
私は偶然にも発見してしまいました。

休み時間にお友だちから、「今日テストがあるよ」って教えてもらったある日。。。

「えっ、なになに? テストってなに?」

それでお友達が教えてくれたのは
確か世界各都市の産業とかそんなリストでした。

先生から貰った紙さえ無くしてしまっている私は
お友達にそのリストを借りました。

しかし全く勉強してないことをテストの前の休み時間に
一体どうやって全部覚えられるんだ~???


そのとき、大きな発見をしてしまったのです!

内容を覚えるんじゃなくて、リスト全体をジッと見つめ
頭の中に写真を撮って覚えるのです。

つまり、リストを見て脳にリストの画像を焼き付け
目をつぶった時に瞼の裏に、画像を再現させる方法。

大人になってから知りましたが、それってフォトグラフィック・メモリー
って呼ばれる記憶法だったんですね。

キミキミ、そんなこと知ってるって思いながら読んでなかったかい?

ところがどっこい、この副作用は知らないかもよ~~~

これには大きな落とし穴があったのです。
こうやって一瞬で覚えたことは、3時間後には全部忘れているんです。

また一夜浸けでフォトグラフィック・メモリーを使って勉強した時は、
3日後には全部忘れていました。

それから27年後・・・
息子が横浜の小学校に1ヶ月体験入学をした時のことです。

彼は日本語を話したり聞いたりすることはできますが
漢字は全然できませんでした。

ですから授業の内容を 文字を“見て覚える”ことはできなかった。


ある日、学校から帰ってくると、歴史の授業がたいそう面白かったらしく
その日教わってきた日本の歴史の話をしています。

  すると突然・・・

「じょうもんじだい、やよいじだい、こふんじだい、あすかじだい、
 ならじだい、へいあんじだい、かまくらじだい、むろまちじだい、
 せんごくじだい、あづちももやまじだい、えどじだい、めいじじだい、
 たいしょうじだい、しょうわじだい、へいせい、でいいんだよね?」

って、(げげげっ、そんなの覚えてない・・)。

インチキして教科書を見て確認すると・・(あ、あってる)


それから6ヵ月後・・・
(まっ、覚えてるワケないな)とあなどりながら息子に聞いてみました。

「日本の時代、まだ覚えてる?」

そしたら、「じょうもんじだい、やよいじだい、こふんじだい・・・」
って全部覚えているんです。
(私も“じゅげむじゅげむごこうのすりきれ”なら今でも覚えているが・・)


学校の勉強のような、この手の情報に関して言えば
聴覚で覚えることをトレーニングされている方が
視覚を使うよりも、長い期間、記憶に残るのかもしれない・・・

もしこの仮説が正しいとしたら・・・

だとしたら、これはひとえに私たちが息子が生まれてから毎日していた
「本の読み聞かせ」の賜物ではないかと
絶対そうに違いないと私は確信しているのです。

私たち親子にとって、毎日の本の読み聞かせは
本当に豊かで楽しくて素晴らしい経験でした。


ところで、絵本には綺麗な絵がいっぱいありますね。

綺麗な物を見る時って抽象的な“感性”で見ていて
言葉にして分析して考えてないよね。

例えば綺麗な景色見る時ってどう?

きっと言葉にして分析して見ていないと思います。

読み聞かせをしている時は、耳から入ってくるインフォーメーションと
目から入ってくるインフォメーションを頭の中で統合させて
尚且つ、そこから自分なりの映像みたいなものを
子どもの頭の中で想像しながら、本を見て聞いているんじゃないかと

本を読んであげている時の、うちの子の恍惚とした表情を見て
そんな風に思ってました。

でも、聴覚も視覚も、麺類とご飯類のどっちがいいかみたいなもんで
どっちの方が必要だなんて比べられないよね。

   - 次回につづく -


▼ 編集後記

見て覚えるか、聞いて覚えるかで、記憶の有効期限が違うんですね!

ところで、マミ〜がいまだに覚えているという
「じゅげむ、じゅげむ、ごこうのすりきれ・・・」

この落語の前座噺にでてくる「縁起の良い言葉を連ねた長~い名前」の中の
「ポンポコナー」も「ポンポコピー」も、人の名前だって知ってました?
(架空の名前ですが)

この落語では「元気で長生きして欲しい」という親心から
こんなに長い名前を我が子につけたのですが

いつぞやのパワーリーディング講座で、ちょうど「名づけ」について
子どもが自分で名前を決めてくるんじゃないか・・なんて話題に。

あなたの名前も、生まれる前に自分で選んできたのかもしれませんね。



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