子どもの好き嫌い、深く考えてみよう


雁も鳩も食わねば知れぬ

経験のない者には、物事の本当の意味や価値は理解できないことのたとえ

今日は、食べ物と子どもの人生、第2弾。『子どもの好き嫌い』をテーマにお届けします。といっても、好き嫌いをなくすにはどうしたら良いか、といった具体的なお話しではありません。ところで、あなたは「でんでん虫」を食べられますか?好き嫌いについて掘り下げて考えてみましょう。


食育に関しては、考えている人はきっと深く考えていると思います。

日本の人たちは、食事については特に神経質に考えなくても
それほど乱れた食生活をしているとは思えないけど
食べ物に関しては、それぞれのお家のやり方があるはず。

だから、私からいちいち「何を食べて、何を食べちゃいけない」
なんて、野暮なことは申しません。

逆に「こんな健康な食事法があるよ~」とか
「このメニューはいいよ」とか教えてもらいたいくらいだわン。

しかし、食べ物に関しては一つだけ力を入れて
言い切ってしまいたいトピックがあります。

それは、

国際人になることと食べ物の好き嫌いの関係です。


ここで、ちょっと前置をば・・・

昔観たThe Jerk(日本語タイトル:天国から落ちた男)というコメディー映画で
スティーブ・マーチンが演ずるネイザンとネイザンのガールフレンドが
高級レストランで食事をしているシーン・・・。

ウェイターが運んできたエスカルゴを見た彼女が
でんでん虫がお皿に乗っていると言って
半分泣きそうな様子でネイザンに訴える。

(かわいいけどおバカな彼女)

ネイザンはそれを見て、レストラン中に響き渡る大きな声で
でんでん虫を客に出すとはけしからんと、ウェイターに怒鳴るのですが
ネイザンのような成金でなく、周りにいるいかにもお金持ちそうな人たちは
その様子を目を丸くして見ている・・・というシーン。


次の話は映画ではなく前回お話した、野菜はケチャップしか食べない
オースティンのお母さんの話。

テキサス州の南東部の田舎町出身の彼女は、いわゆるごく普通のアメリカの食べ物、

ハンバーガー、ステーキ、ホットドッグ、サンドイッチ、バーベキュー(肉ばっかり)
だけ食べて育ってきたそうです。

彼女が結婚する前に、デートでシーフードレストランに行った時
水槽の中に泳いでいるロブスターを見て

「生きたロブスターをフラフラ泳がせておくレストランでなんて気持ち悪い」
と言って、レストランを出て来てしまったそうです。

今ではその話は、旦那さんが奥さんのことをからかう時の笑い話になっていますが・・・


映画の話しも、この実際にあった話も笑い話というだけでなく
どちらも共通に“様々な食べ物を知る=様々な文化を知る”ことを物語ってるよね。

子供に好き嫌いをさせないように、色々な食べ物を食べさせることは
きっと誰でも、子供が小さい時から躾けてることでしょう。

しかし、それは食材だけでなく、様々な料理に対しても同じ。

はは~~ん、

「国際人になるには、様々な国の食べ物が食べられりゃいいのね」
と思われるかもしれませんが、ここからの話しはもうちょっと捻り技があるんだ。

もちろん何でも食べられるというのは
特に外国旅行しようと思ったらかなり便利なはず。

食べ物にこだわらなくていいのだから
他のことに集中できるってもんだ。

しかし、何でも食べられるというのは
食べ物だけのことだけで終わらないんだな。

食べ物の好き嫌いが、色々な物を受け入れるか受け入れないか
またはマインドが柔軟であるかないか
な~んか密接なつながりがあるように思えてならないのよ。

 - 次回につづく -


▼ 編集後記

子どもの『好き嫌い』といえば
スタッフのお嬢さんは小学校の3年生くらいまで、お刺身がNGだったそうです。

なので、お寿司屋さんで食べられたのは、玉子と納豆巻だけ。


しかし、お刺身嫌いに対して
親は何のアプローチもしなかったはずなのに

気がつけば、まわるお寿司屋さんで
金の皿を手にとるまでに・・・(笑)


味覚、消化能力、脳神経回路などなど

「あの金のお皿が、子どもの成長の象徴なのよっ!」

と理解できれば、安いもの・・・かな? (´∀`;)

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