もしもお父さんが読み聞かせをしたら?


女は深く見る、男は遠くを見る

男にとっては世界が自分であり、女にとっては自分が世界である-ドイツの劇作家 グラッペの言葉

たしか10年以上前になりますが『話を聞かない男、地図が読めない女』という本が全世界で大ベストセラーになりました。この本のタイトルのとおり男女の脳の認識能力には『性別による違い』があります。『言語能力』では女性の方が優れている代わりに『空間認識能力』は男性の方が優れているそうです。なので、夫婦喧嘩で口論になったら奥さんは手加減してあげた方が良さそうです。さて、男女の脳が違うのならお父さんとお母さんの『読み聞かせ』には『違い』が出るのでしょうか?もしかして、読み聞かせの効果にも差が出るの?ランディー家の読み聞かせを見てみましょう。

告白します。
うちでは夫のロバートの方が、息子に読み聞かせをたくさんやっていました。
でも、そのことが告白なのではなく、私には実は隠していたことがあったのでした。

それは・・・

うちでは、夫に読み聞かせをしてもらっていた理由がありました。
その方が効果があると知っていたからです。
でも、私が効果があると感じていたこと、また実際にやってよかったと思っていたことを
“人には言わずに黙っていました”。それが隠していたことです。

夫の息子への接し方を見ていて、私は息子が小さい頃から気付いたことがありました。

 (うん?子ども扱いしてないぞ)
 (自分の好きな話だと、なんだか熱を入れて子ども相手に話しているぞ)
 (息子もそれを聞いているぞ)
 (ボキャブラリーが難しいとか気にせず話しているぞ)
 (そー言えば、世の天才たちはお父さんに教育されたと言ってるぞ)

うちの夫は英文学博士です。本が三度の飯よりも奥さんよりも好きかもしれない。
しかも英語の本を読むのは、もちろんネイティブの夫に任せてしまった方が理に適っています。

ところがうちの夫は、自分が本を読むのを止めて、息子に本の読み聞かせをするような
そんな気の利いたことをする人ではありません。言われなきゃ気がつきません。
だけど、奥さんからそういうセッティングをされれば、怖い奥さんに逆らわず
淡々と息子に、もういいよって言われるまで、ずっと本を読んでいてくれる人でした。

私の担当は、日本語の本と科学誌や新聞や雑誌など、短い記事でした。
その他の担当分野は、夫をホイホイのせて、頑張って息子の教育をしてもらうことでした。

考えない親に考えられる子供は育たない!
一緒に考えよう『ボディ、マインド、スピリット』の教育



息子が小学校に上がる頃からは、絵本だけでなく、本の読み聞かせをするようになりましたが
ロバートの担当は、長い本の読み聞かせで、彼はそれを楽しんでやっていました。

そして、それが段々と高じて、なんだかすごいことになっていって息子が10歳くらいの時には
ロバートが大学の授業で使っていた本をフツーに一緒に読んでいました。
その後は、大学生が読んでも難しい本をやはりフツーに読んでいました。

   ダンテとか
   ホメロスとか
   シェークスピアとか

一冊読むのに、長い時間かかります。

でも彼らは、毎日、寝る前に同じ本の続きを、その本を読み終えるまで続けて読みました。
その頃には、完全に習慣になっていたので、お風呂に入ったり、歯を磨いたりするのと同様
本を読むことは、やって当たり前のことになっていました。

さて、大学の文学の講義で使われている本を読むことには理由がありました。
大人向けの本と言ってもハウツーものなどではなく、世界名作文学である必要があったのです。
もちろん、科学や歴史など、他の本も読んでいましたが、名作文学は外せませんでした。
っていうか、夫と私はただ単にそう思っていたというだけですが・・・。


次回につづく

▼ 編集後記 ー@英語本スタッフー

『男性と女性では見えている色に違いがある』
という研究結果があります。

この違いも『男女の脳の違い』が原因で
なんでも脳内で分泌される『テストステロン』という
男性ホルモンが影響しているらしいです。

メイキャップ・アーティストやフラワー・アレンジメントなど
『色彩』に関するお仕事で活躍している男性に

『おネエ』さまが多い

というのは気のせいではないようです。
 
 

 世界に通用する教育は誰にでもできます
 メンバーズ登録で、<無料>にてご提供します!